給気口について
入居者の皆様
こんにちは
本日は、お部屋にある給気口についてのお話です。
※ レジデンシャルヒルズデュオプレイスより
お部屋の壁についているので、ご存知の方も多いと思いますが
その役割についてご説明させていただきます。
密閉性が高い1Kや1LDKのマンションは外気温の影響を受けにくいですが
外から持ち込んだ花粉やPM2.5や生活臭も
部屋にこもりやすくなるという特徴もあります。
給気口から自然に取り込んだ新鮮な空気を、
洗面所・浴室・トイレ・キッチンなどのファンから排出したり
暖房器具の使用で発生した、水蒸気や湿気を外に逃がす役割もあります。
水蒸気や湿気が室内にたまると、窓や扉が結露してしまい、
カビが生えたりする原因になりますが、
建物内の空気の入れ替えを常時行うことで、そうした状況を防ぎやすくなります。
冷暖房の効きが悪くなりそうで、給気口を閉めたくなるかもしれませんが
つまみを回したり、押したりして開閉ができるようになっています。
においやカビ、結露の発生防止の為、部屋の空気は常に入れ替ることが大切です。
給気口をときどき開閉するのではなく、
台風・吹雪などで雨や雪、風が極端に強い時以外は開けたままにしましょう。
冬場など、外気温が低い場合にもつい閉めたくなるかもしれませんが、
給気口による換気で奪われる熱より窓から逃げてしまっているため、
厚めのカーテンを掛けるなどして、窓の断熱対策をする方が効果的です。
ただ、給気口のすぐ前は冷気が直接入ってくるため、寒く感じることがあります。
ソファやデスクなど人が長時間いる場所を給気口から離しましょう。
給気口の隙間を目張りしたり、前に家具を置いたりして、
空気の通り道をふさいでしまうと、換気ができなくなります。
部屋の空気が悪くなるだけでなく、室内の気圧が下がって、
サッシ窓や玄関ドアが開きにくくなる場合もあります。
給気口近くの壁が黒く汚れてくる場合がございます。
壁の汚れに気が付いたらすぐにお手入れをお願いします。
梅雨の時期になってきますが、快適に過ごす為にも換気には注意しましょう。
0コメント